オブジェクト指向①カプセル化(クラス) 2024年1月7日 最終更新日時 : 2024年1月21日 JavaのIT技術者 励まし隊 オブジェクト指向の三大要素 ①カプセル化(クラス)←今回 ②継承 ③多態性(ポリモフィズム) 今回のテーマはオブジェクト指向の三大要素①カプセル化(クラス)についてです。 カプセル化(クラス)とは? カプセル化の機能として、公開、隠ぺいがあります。 参照権限を付与することができます。 public 公開⇒どこのクラスからでもアクセス可能。 private 隠ぺい⇒自クラス内からしかアクセス不可。 例 車クラス private(隠ぺい)メンバ変数を持っています。 ・車の色 ・車の種類 これは、他のクラスからはアクセス不可です。 public(公開)のメソッドを持っています。 どのクラスからでも呼び出せます。 ・車の色取得メソッド ・車の色設定メソッド ・車の種類取得メソッド ・車の種類設定メソッド 実装手順 ・①車クラスの作成 ・②メインから車クラスの宣言とインスタンス ・③車の色の設定 ・④車の種類の設定 ・⑤車の色の取得 ・⑥車の種類の取得 ①車クラスの作成 新規にクラスを作成します。パッケージはappのままで問題ありません。 追加すると、ソースが追加されます。 車クラスの実装 public class Car { //車体色 private String color; //車種類 private String type; //車体の色の取得 public String getColor(){ return this.color; } //車体の色の設定 public void setColor(String color) { this.color=color; } //車種類の取得 public String getType(){ return this.type; } //車種類の設定 public void setType(String type) { this.type=type; } } ②メインから車クラスの宣言とインスタンス ③車の色の設定 ④車の種類の設定 ⑤車の色の取得 ⑥車の種類の取得 カプセル化クラスの実装(メイン側) public class Encapsulation { public static void main(String[] args) { // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ //車クラスの宣言とインスタンス Car myCar = new Car(); //車の色の設定 myCar.setColor("黒"); //車の種類の設定 myCar.setType("フィット"); //車の色の取得と表示 System.out.println("車の色="+myCar.getColor()); //車の種類の取得と表示 System.out.println("車の種類="+myCar.getType()); } } 実行すると、コンソールに結果が表示されます。 ☆まとめ☆ オブジェクト指向の三大要素の① カプセル化(クラス)を学びました。 オブジェクト指向の用語も覚えていきましょう。 ・pubic(公開) ・private(隠ぺい) this.color、this.typeのthisは明示的に、 クラス内のメンバ変数を指します。 Eclipseで新規のクラスの追加の仕方も学びました。 Follow me! FacebooktwitterHatenaPocketCopy